• 家庭菜園歴15年以上のじゃがまるがジャガイモ栽培方法や簡単に作れるじゃがいもレシピを紹介

じゃがいものおもしろ知識

昔は観賞用だったジャガイモが食用になるまでなどの過程など、皆さんの身近なじゃがいものおもしろ知識を紹介します。

なぜ、じゃがいもは種いもから増えるの?

じゃがいもは、種いもを植えつけてふやすのをご存じですか?
たとえば、ざりがには、はさみがとれても、またはえてきますよね?
生物の世界では、めずらしことではないのです。

ざりがにの場合は、とれたはさみが育って、もとのざりがにになるということはありませんが、しかし、植物には、そういうことができるものが多いのです。
切った枝を地面にさしておくと増えるものもあります。地面を茎がはって、いくつも芽をだしていき、どんどん増えていくものもあります。

ゆり、山芋などは「むかご」といって、いぼのようなものを作り、それが地面に落ちて、まるで種のように芽を出します。
じゃがいもが、いもで増えていくのも、おなじようなしくみです。これを「栄養体生殖」といいます。

ちなみにこちらが「むかご」です。

むかご!!

余談ですが、私は大和イモを育てていて、今年は大量に「むかご」を収穫することができました。
むかごご飯にしたり、オリーブオイルと塩とにんにくで炒めて食べても美味しいですよ(^-^)

じゃがいも食用までに200年?!

じゃがいもは、遠い昔から南アメリカで作られてきました。
しかし、世界に広めたのは、ヨーロッパ人でした。
1492年に、コロンブスがスペインから船で大西洋横断に成功し、数年後には南北アメリカ大陸にヨーロッパ人が渡りました。

そのアメリカ大陸からヨーロッパに持ち帰ったものの中に、なんとじゃがいもがあったのです。ただし、はじめは「めずらしい植物だ・・・」というだけ。
「じゃがいもには毒がある」だとか「聖書にも書いてないのだから、神が人間に与えてくださった食べ物ではない」

昔はそんな理由があったのですね( ゚Д゚)だから観賞用に栽培されるだけだったようです。
食用につくられるようになったのは、200年もたってからでした🥔

国王のためのじゃがいも

ヨーロッパで、じゃがいもが食用としてつくられるようになると、それは大変重要な作物になりました。そのきっかけは大きな飢饉があったからだそうです。
それはいまから200年くらい前のことです。

そのころの、ヨーロッパの国々は小麦のひどい不作で、飢え死にする人が多く出る大飢饉に見舞われました。「天候が悪い年でも、とれる作物はないのか」ということで、じゃがいもの目がむけられ、ここでじゃがいもが注目されるようになったわけです。

ところが農民は、なれない作物を、なかなか作ろうとしませんでした。そこで、パルマンティエというフランスの貴族の人が、じゃがいも畑をかこって、立札を立てておいたそうです。

「このじゃがいもは、国王にさしあげるものだ。ぬすんだ者には、きびしい罰をあたえる」
とこのように書いてありました。
それを見た農民は、「じゃがいもというのは、大変美味しいものらしい」と考えるようになり、こっそり盗んだりしたそうです。

パルマンティエの知恵で、ねらいどおり、じゃがいもづくりが広まっていったのですね🥔

じゃがいもが悪天候に強い理由

じゃがいもやその他のいもの仲間は悪天候に強いです。その理由をご存じですか?
イモは土の中にできる」ので、地上の天候が悪くても、地面の下は、天候の影響をあまりうけません。鳥や獣に食べられることも少ないのです。

そして「じゃがいもは育つ期間が長い」です。いもは、茎や葉が育つのと同時に、地下のいもが大きくなっていきます。大きくなる期間がとても長いので、その間に、すこしくらい天候が悪い時期があっても、影響が少ないのです。このような二つの理由があげられます。

病気が大流行

じゃがいもは、病気が大流行して、大きな害を受けることがあります。それは、いもを切って増やすために性質がみんな同じだからです。むずかしくいうと、遺伝子が同じだからです。

1845年、ヨーロッパ全体で、じゃがいもの病気が大流行しました。とくに、食料をじゃがいもにたよっていたイギリスのとなりの国のアイルランドでおこった悲劇は有名な話です。飢えにおそわれたアイルランドからは、多くの人々がアメリカに移民となってのがれ、以後も続々とアメリカにわたりました。
いまのアメリカのアイルランド系の人々の多くは、このときの移民の子孫でした。

いもづくりは人類最初の農業か?

じゃがいもは、涼しい気候を好むけれど、あたたかい気候がむいているイモもあります。代表的なものは、熱帯の国々で広く作られているヤムイモ(やまのいものなかま)とタロイモ(里芋のなかま)です。

ヤムイモとタロイモやバナナは、東南アジアで一万年以上前から作物としてつくられ、人類最初の農業になったという説があります。四季がない熱帯では一年中、いもをつくることができます。むらのそばに、いもを植えておき、食べるぶんだけほりとる。このようなやりかたで、農業がはじまったそうです。

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